総領事からの挨拶

令和8年1月1日
皆様、新年明けましておめでとうございます。
私にとっては、昨年3月に米国に初めて着任後、最初に迎える正月となります。本年もよろしくお願いいたします。
 
今年は、戦後、ポートランドに総領事館が設置されて60年目という節目の年となります。更に歴史を遡ると、1900年に在シアトル領事館分館として設置され、第二次世界大戦の影響により1941年末に閉鎖されましたが、1952年に再開し、1966年に総領事館に昇格、2013年からは領事事務所として現在に至っております。

着任以来、管轄地域のオレゴン州及びアイダホ州南部の各界の関係者の方々や在留邦人の皆様方、そして日本に強い親近感を持ち、日米間の架け橋となってくださっている日系米国人の皆様方など、多くの方々との知己を得ることが出来ました。こうした方々との交流を通じて、改めて日本と米国の関係が深く幅広いものであることを実感しています。
 
現在、管轄地域には約8000人の在留邦人と170を超える日本企業が進出し、地元経済に貢献しています。また、最近、当地進出した企業もあり、このような傾向は大いに歓迎したいと思います。また、日本とオレゴン州との間には25、アイダホ州との間には2の姉妹都市関係が締結されており、私もこれまで、いくつかの活発な交流に参加する機会に恵まれました。こうしたいわゆる草の根レベルの交流が日本と米国の相互理解、友好促進に大きく貢献していることに勇気づけられると共に、日米双方の関係者の方々の弛まぬ御努力に感謝申し上げます。

昨年10月には、日本において日米首脳会談が行われ、日米の友好・交流関係を一層発展させていくことが確認されました。今年は、これまでの強固な日米関係を礎に新たな日米関係が築き上げられてゆくことが期待されます。私共としましては、今後とも行政サービスの充実、日系企業支援、並びに皆様と共に日米両国間の友好・相互理解の一層の促進に努めて参りたいと思いますので、御指導・御鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
 
在ポートランド領事事務所
総領事 等々力 研